坐骨神経痛と言うと、大変な病気であるかのようなイメージを持ちますが、実際には病名ではなく、症状を表します。坐骨神経の分布と分布領域において痛みやしびれが出る物を坐骨神経痛と呼んでいます。坐骨神経痛は、ほとんどの人が腰痛で済ませてしまう事もあり、症状の出る場所によって病名は違ってきます。また、妊娠中に坐骨神経痛を訴える妊婦さんも多いようです。
一般的にお尻の近くの末梢神経が痛むことを坐骨神経痛という事が多く、腰の上の方ではなく、下の方が痛みます。坐骨神経は、筋肉に挟まれたようにあるために、少しの緊張でも痛みが走るという訳です。坐骨神経は、腰部・骨盤部から出て足の先まで走る、長い神経です。また、太いところでは親指ほどの太さがあり、人体の中で一番太い末梢神経です。神経がそれだけ長いと、必然的に症状の出る部位が違ってきます。腰の痛み、お尻の痛み、またお尻から太もも裏、足へかけての痛みやしびれなど、坐骨神経痛の症状は実に様々です。専門医による診断を仰ぐ事をお勧めします。